2017/02/18

しあわせのお手伝いⅡ








~樹・音キット、出来上がりました~




年末にお届けていただいた御柱祭・小宮のめどでこ2本。
樹種は楢。
娘さんの結婚式の引き出物にというお話です。

めどでこは、堅いなら材でした。
その木を使って、樹・音作ってほしい。

私たちには大変うれしいお話です。

そうして始まった「娘さんの幸せを願うプロジェクト」。
その途中経過です。





 




 樹・音製作

◎ボディづくり
富士見町の木工職人・小松さんが張り切って、1月の内に118本のソプラノキットと、8本のバリトンのボディを作ってくれました。そのボディが箱にはいって届けられた時、樹・音は箱の中で几帳面に並んでいました。あまりの美しい光景に「オー」と声が出るほど。
その姿は圧巻でした。...
小松さんも地元の人。去年の御柱ではラッパ隊。じいちゃんは木やり隊。地元の人たちの御柱祭への信仰を感じさせられました。


◎音作り。
笛づくりの中枢。
合同会社 hoccoでは、調律師さんがピアノを弾きながら調律するように、樹・音を吹く、音の違いの分かる人に音づくりをお願いしています。今回は茅野市のT氏と長野市のS氏が担当。
「2004年の材なので、ちょっと難しかったです。」と、感想を漏らされてました。
「それどうゆうこと?」ときくと、「スカッとしたところがちょっとあったり…」との返事。
研究熱心な2人は、困難に会うと更に熱くなるらしい。


◎カット
カットマンは、結工房のMASA氏。週末、機械を使ってお仕事をしてくれます。


◎音チェック
合同会社 hocco(うち)は、ここに時間をかけます。チューナーを使って音チェック、息の通り方などのチェック、、、、基本2人で行っています。

◎樹・音の印おしと、木の名前を書く。
うちではこの仕事を職人みえ子さんが行っています。



こうして何人もの手がかかって、出来上がった樹・音。
 お母さんに引き取られていきました。

この先はご本人とご家族のお仕事。
削って、磨いて樹・音に仕上げてくださいます。
同時に、式の時の演奏曲練習も始まるとか…6月に向けて、あわただしく進み始めました。

本当に幸せのお手伝いですね。

関わる全ての人達を笑顔にさせるプロジェクトです。































 

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